タイヤの接地面について考える

グリップ力を最大限にするために、接地面積を最大にしたい。

仮に真っ平らな地面を走るとすれば、タイヤが鉛直に立っていれば面積は最大になりますね。

 

つまり…

 

加減速のピッチング、コーナーリングのローリング、路面のカント、起伏etc…

 

それらの状況が変わった時でも、路面に対して鉛直を維持できればグリップを最大化出来るはず!

 

 

 

先輩の180SX、路面がフラットなジムカーナコースや富士ドリパなどで、リアタイヤの偏摩耗がおきてました。

コーナーの外輪はタイヤの外側半分が、内輪は内側半分が減る。

通常マルチリンクやダブルウィッシュボーンではバウンド側でネガキャン、リバウンド側でポジキャンになるが、それ以上に車体がロールしてるっていうことですね。

 

ぱっと思いつく改善策は、

①ロール量をへらす

→ロール剛性UP(バネレートUP、スタビレートUP)、ロールセンターを上げる、重心を下げる

②ジオメトリーを変える

→アッパーアーム短縮、アッパーアーム取り付け位置を下げる

です。

 

ジオメトリーをかえるのは結構大ごとだし、想定外のデメリットも発生しそうなのでデメリットの少なさそうなスタビライザーレートUPとバネレートUPを試しました。

 

結果から言うと、タイヤの偏摩耗は予想通り収まり、均一に熱が入るようになりました!

 

コーナーリング時と、ロールしながら加速するシーンでのグリップレベルは上がりました。

ただ、デメリットとして荷重移動が難しくなったようです。

また相対的にフロントのグリップレベルが下がることで、アンダー感の増加、接地感の低下も招いたようです。

 

そしてこのセット、平面のコースではいいですが、カントのついたコース、起伏のあるコースではまた違ったセッティングが求められます。

当たり前ですが、万能のセットなんて存在しません…(´Д`;)

 

研究の余地はまだまだたくさん、です!

 

つづく…