-Zero to One (開発記)

【K.A.MSP×One’s Garage】THE・座談会。その1

ここ1年ほど、イベントの活動で協力させてもらっているK.A.モータースポーツの代表、MCmo2ことアイザワ氏。
お互いの将来のビジョンに共感している部分もあって活動をともにしているんですが、ここで一回自分たちのことについて座談会をしてみよう、という企画を立ててみました!

渋谷のスタジオで話し込むこと約2時間。いろいろと深い話ができたと思います(^^)

K.A.MSPのチャンネルで動画も作ってくれたので、動画で見たい方はこちらからどうぞ!!↓

文章は読みやすいように校正しているので、動画と全く同じ文章にはなってないです。
また動画の方では尺の都合でカットした部分もすべて載せています!

Q「One’s Garageとは」

まずは、One’s Garageとは?っていうところ。
そこからだと思うんですよ。

もちろん動画概要欄にEvent Connectのリンクを貼らせてもらったり、Twitterで案内させてもらったりしてますけど、まだ「One’s Garageってなんなの?」って人は多いと思うんですよ。

たしかにね。ガレージとか言ってるけど車屋なの?みたいなね。

そうそう笑

そもそもOne’s Garageっていう名前を決めたのは、将来的に自分がガレージハウスのオーナーになりたいって言うところから。
それは自分が住むためっていうわけじゃないんだけど。

例えばK.A.MSPのイベント参加者で「クルマめっちゃ楽しいですね!18歳になったら速攻免許取ってクルマ買います!!」っていう人がいたとする。
でもクルマって買っただけで終わりじゃなくて、置き場の問題もあるし、サーキット行きたかったらオイルとかタイヤとかのメンテの問題もあるし、かっこよくいじりたかったらエアロ組んでみたいとかいろいろあるわけで。

そうですね。

車好きの人たちはそれぞれいろいろな状況があるけど、今の日本の中で思い通りに好き勝手クルマを触って、いじって、楽しめる環境の人ってそんなに多くないんじゃないかなって思うんですよ。
もちろん中にはそういう人もいると思いますけど。

金銭的事情であったりとか、土地柄的な事情であったりとか。
そういうのがいろいろある中で、「車好きにとって理想の場所を提供してあげたい」っていうのが一番の思い。
クルマをいじれる空間、設備や知識、そういったものがOne’s Garageっていうガレージハウスなら全て揃うよ、っていう場所を作りたい。

なるほど。

そこに若い車好きを集めて、もっとクルマの楽しみ方を知ってほしいし、感じてもらいたい。
そういう意味を込めて、One’s Garageっていう名前をつけたんだよね。

「One’s」っていう英語は「その人の」っていう意味で、人それぞれのガレージで、人それぞれの楽しみ方で、クルマを楽しもうっていう。
そんな感じで、ガレージハウスはまだできてないけど、先に名前をつけちゃった笑

なるほど笑
先につけちゃったんですね笑

そのガレージハウスを作るための活動の一環として、今はEvent Connectっていうクルマのイベントを掲載するサイトを作った。
その中に、K.A.MSPのカートイベントとかシミュレーターイベントとかを掲載して、宣伝をさせてもらってます。

One’s Garageとしてのプロジェクトの一歩目が、Event Connectっていうイベントサイトで。
その先の将来やりたい思い描いてる夢が「One’s Garage」っていうガレージハウスかな。

なるほど。
One’s Garageがゴール地点で、そこに向かって活動中ということですね。

そういう「場所を提供してあげたい」っていう気持ちを持ち始めたのは車屋で働いていたときで。
「シルビアほしいです!」ってクルマを買いに来て、お金とかいろいろ工面して買っていった人が、数年後にクルマのトラブルだったり生活環境の変化だったりで「そろそろ手放します」ってクルマを売りに来る。

「クルマ好きなのに手放しちゃう人ってこんなに多いんだ」と思って。
しかも自分より年下の子だったりする場合も多くて。
もっとクルマの楽しさを教えてあげられたら、また違った未来があったのかなって。

それが起源、エネルギーになって今の活動があるんですね。

そんな感じです笑


Q「K.A.MSPが伝えたいこと」

K.A.MSPのイベントって、クルマ好きの人のためのイベントと言うか、これからクルマに触れていきたい、楽しみたいという人のためのイベントのように感じるんだけど、クルマ好きの人に伝えたいこととかはある?

自分が活動してる意味、とかそういうところですかね。

そうそう、そのへん。

そもそも、クルマっていうものが僕ら人間にとってどういうものなのかっていうところですよね。
根底はそこにあります。

普通の人にとっては移動手段ですし、土地柄によっては生活に無くてはならない必需品の場合もある。
でも、ちょっと見方を変えると最高に楽しいアイテムになるんですよ。

最高に楽しいアイテム笑

それを発信していきたいっていうのが根源で。
ただ、日本では18歳からしか免許が取れない。
しかもスポーツカーに乗ろうと思うと、金額も高い。

確かに・・・

自分もやっぱりお金はそんなにない方だったので。
車はとにかくお金がかかるんですよね。

だけど、「お金がかかるからできない」って苦しくないですか?
やりたいのに!

それは辛いよね。

だから、車がなくても、手ぶらで来ても、楽しめるモータースポーツがあるっていうのを自分が発信して。
色んな人に、それこそ車に興味がない人でもいい。
パッと来てもらって、「楽しいイベントがある」っていうのを知ってもらいたい。

なるほど、クルマ関係なくても単純に楽しいイベントとして、ってことで。

そうです!
それを入り口として、モータースポーツとかにも興味を持ってもらえたら嬉しいなと思ってます。

その入口の部分から、最終的にはレース参戦のところまで、K.A.MSPとしてイベントのピラミッドを作ってます。
そのなかで皆さんに楽しんでもらえたらなっていうところですね。

とにかく楽しいイベントなんだね!

そうです笑
誰もが楽しめるクルマのイベントですね!

車を持ってなくても、「クルマ」っていうカテゴリーを楽しむこと自体は誰でもできるよっていうことだね。

自分はレースをやってますけど、もちろんレースが全てじゃなくて。
アウトドアで使ってみたりとかいろいろあると思うですけど、とにかく家のイベントをきっかけとして「移動手段としてのクルマ」じゃない部分を見つけてもらえたら嬉しいなって思います。


ということで座談会企画の記事その1でした!
まだまだ続きますので乞うご期待(^^)