プライベートブログ

【対談企画】KTS 小泉優哉【ドリフトドライバー】

東京都八王子市にあるシルビア系ショップ「KTS」

そのKTSの従業員でもあり、D1地方戦などに参戦するドリフトドライバーでもある小泉優哉選手。

そのレース活動や目指す目標について、インタビューをしてみました。

経歴

20歳でドリフトと出会う。車好きの父親とストリートを見に行ったのが、最初のきっかけ。初めてドリフトしたのは富士スピードウェイのドリフトコース。

21歳で学ドリ(全日本学生ドリフト王座決定戦)に初出場。予選落ち。

22歳で学ドリ再出場、敗者復活からトーナメント進出。一回戦敗退。
当時使用していた車両(180SX)でお世話になっていたチューニングショップKTSでアルバイトを始める。

24歳でD1地方戦(茂原サーキット)にスポットで初参戦。予選落ち。

25歳でD1地方戦セントラルシリーズにシリーズ全戦参戦。全戦予選落ちという悔しい結果に終わる。

前年の悔しさを胸に26歳でD1地方戦セントラルシリーズに再度シリーズ全戦参戦。全戦予選通過、最高位2位、シリーズランキング3位。

27歳を迎える今年(2019年)、D1地方戦セントラルシリーズ初戦で優勝。

直撃インタビュー

小泉さんにとって一番楽しいときって?

小泉さんにとってどんな時が一番楽しいですか?

仲間と一緒に走ってる時が一番楽しいかな。
大会出たりするのももちろん楽しいんだけど、後輩とか仲間とかとつるんで走ってる時がめっちゃ楽しい!

となると、やっぱり小泉さんは弄るより走る派ですか?

そうだねー。どちらかというとそうだと思う。
最近仕事で一般整備もチューニングもやらせてもらえるようになってきて、弄るほうも少し楽しくなってきたけど(笑)

自分のクルマはやっぱり自分でやってる感じですか?
それとも会社の先輩とか上司にやってもらってるとか?

基本的にはできるところは自分でやってるかな。
まぁ場所はKTSのピットを借りてるし、工具も全部使わせてもらってるし、わからないところは工場長とか店長とかに教わりながらやってるから、KTSのバックアップあっての自分の車弄りって感じかな。

なるほど。
やっぱりその辺は会社のバックアップが大きいんですね。

積載車とかも使わせてもらってるしね(笑)

小泉さんの目標

ドリフトをする上での目標とかってありますか?

目標か。
最近常に意識してるのは「つまらなくならないようにすること」かな。

「つまらなくならないように」ですか。

そうそう。
要は「ドリフトを楽しむ」ってことかな。
簡単であたりまえなように感じるかもしれないけど、意外と難しいんだよ(笑)

まぁ確かに、沢山走って大会にも出てたりすると、いろいろありそうですよね。
いろいろあるなかで、心行くまでドリフトを楽しむのが目標っていうことでしょうかね。

そうだね。それが一番大事なことだと思う。

大会に出るということ

楽しむために大会はやっぱり必要ですか?

やっぱり刺激がほしいからね。
淡々と走ってるだけじゃつまらないし、大会に出れば自分の走りの技術も磨かれるし。
「自分の限界」ってのを知るいい場所なんだよね、大会。

なるほどー。
向上心的な部分を満たせるってことですかね。

上手い人って「求められる走り」ができる人で、俺は上手い人になりたいからね。

で、上手い人ってみんなドリフトをめっちゃ楽しんでるんだよね。
大会に出て色んな人とあったり、色んなことを経験したりして、それを痛感した。
だから最近はなおさら「楽しむ」ってことを心がけてるし、忘れないようにしてる!

好きこそものの上手なれってやつですね笑

とはいえ、大会に出続けるってかんたんなことじゃないですよね?
しんどいこととかもあるんじゃないですか?

まぁそれは笑
ある意味「ドリフトをしてる最中」以外の時間は全部しんどいかな笑

クルマのメンテとかの準備もあるし、大会出るための計画を考えたりもしなきゃいけないし。
もちろんお金もかかるから、その分沢山働かなきゃなんないし笑

でもそれを超えるくらい、走ってる最中はめっちゃ楽しいからね!

走りの「原動力」は?

これまでドリフトをしてきて、自分の走りを支えてきたものって何かありますか?

自分自身、かな!笑

おぉー笑
さすが、自信満々ですね笑

あくまでやってるのは自分だし、やるかやらないかを決めるのも自分自身。
やめたいと思えばやめられるわけだし。

あとはドリフトをするベースになってる自分の環境で言えば、今働いてるKTS。
工場を使わせてもらってるからこそ、沢山走って車が壊れたりしてもなんとか出来てるし、サーキットに行くための積載車も貸してもらってる。
KTSで働いてなかったらそもそも走れてないかな笑

あとはお金の面で支援してくれてるスポンサーの人、大会行った現地とか準備とかを手伝ってくれる仲間とか後輩、そういう人たちのおかげで走り続けられてる。
その協力は大きいよね。

その環境を手に入れられてるのも、支えてくれる人がたくさんいるのも羨ましいです笑

まぁその環境も、それを手に入れるための自分自身の頑張りがあってこそだし、環境も自分の力の一つだと思ってる。
自分の走りを支えてるのはやり続けるっていう自分の心かな。
その心を支えてくれてるのが、スポッターをしてくれてる彼女とか、会社の先輩とか、手伝ってくれてる友達とか、そういう自分の周りの人たちかな。

「小泉優哉のドリフト」は?

ドリフトをしてる中で、目指している走りのスタイルとか、そういうものはありますか?

もちろん大会で評価される走りっていうのは大前提。
その中でも、ドリフトを知らない人でも
「あ、すごいな!」
って思わせる走りをしたいかな。
想像を超えた走りっていうのかなー

たしかに、インパクトのある走りって見てる人が驚くというかビビるというか、そういう走りありますよね。

まぁ大会でそういう走りするのは、やっぱり難しいんだけどね笑

この記事を読んだ人に向けて

最後にこの記事を呼んだ人に向けて、なにか伝えたいこととかありますか?

人生とにかく楽しんだもん勝ち!!笑

自分の場合はドリフトに出会って、ドリフトを続けて、今でもドリフトを楽しんでる。
それも最終的には自分の人生を楽しむためにやってるっていう。

この記事を見た人も、別にドリフトじゃなくてもいいからとにかく人生を楽しむことを大事にしてもらえればいいんじゃないかなー
楽しんだもん勝ち!みんなで楽しく生きようよ笑


おわりに

ということで小泉選手のインタビューでした!

バリバリ走りまくって、夜な夜な会社の工場で車をいじって、ドリフト漬けの人生を楽しんでいる小泉さんでした笑

つい先日クルマの外装をリニューアルして、かなりかっこよくなった180SX。

更に上の大会を目指すのに向けて、スポンサーも絶賛募集中とのことです!(^^)